小説「探偵ガリレオ」

東野圭吾の短編作集としてもトピックが「探偵ガリレオ」です。

刑事の草薙と、物理学者の湯川。

この2人が摩訶ミステリアスな難事件を解断じて行くのです。

けれども

探偵役が物理学者とは最初聞きました。

主人公湯川学が自然現象とも見える殺人事件を、科学の要領を推理して冷静な判断と幾分の証言で次々と解明して見せます。

たとえば、第１話の「燃える」。

歩道にたむろしている青年達、突然仲間内の１人の頭が急に燃え上がり、瞬く間に

全身に燃え上がり焼死してしまう事件が火です。

それを、

若干のあかしと少女の些細な証言から真実を導き出し解決に至ってしまったのが湯川です。

第2話の「転写る」や3話の「壊死る」などもぜんぜん異なるトリックです。

けれども

些細なかぎを元に解金輪際いくのです。

湯川の推理力と頭のよさがイメージ的なストーリーです。

けれども

著書の東野さんの常人では考えもつかないようなトリックを、私達にちゃんと証明して見せているようで感激してしまいます。

この作品の実写化を四年間フジテレビが予定していたそうです。

次いで

いよいよ来月からドラマ化されるらしいです。

東野圭吾さんがイメージした湯川像は佐野史郎さんらしいのもそもそもです。

けれども

ドラマでは福山雅治が抜擢されたそうです。

他にも

相方役に柴咲コウさんに抜擢されるなど、多種多様原作と異なる所があります。

福山さんがどういう湯川像を演じてくれるのか、またどういった作品になるか楽しみです。

それから

唐沢寿昭さんで１話の「燃える」のゲストようだ。